日本のどこかにいる、とある母子家庭の愚痴のような話です。(母子家庭と言いましても、私をはじめ、子どもたちは成人しています。)
私の家族の病状について「突然死もあり得る状態」と医師に言われましたが、どうすることもできず困惑しています。
しかも、そう指摘するのは私の主治医(精神科)です。
困ったことに本人の主治医には病状を伝えられていないのです。理由は主治医が長期不在のため、次の予約まで時間が空いてしまっているからです。
更に困ったことに、本人は他の医師の診察を望んでいませんので、無理に他の医師の元へ連れて行くことも難しいのです。
更に更に、働くことを一旦休めばいいのですが、収入についての不安から、なかなか休むことを受け入れられません。
一応、かみ砕いて①休んだ方が良いことと、②当面は傷病手当金と退職したとしても失業手当を遅らせることを説明し、少し納得してくれそうな気はしています。
※冒頭で「どうすることもできず困惑している」と書きましたが、言葉が足りなくて、上記のとおり休養を取ることの必要性と実現可能なことの説明だけはしました。とはいえ事態は何も変わっていないので、どうすることもできていませんが・・・。
本人も私も身動きが取れない状況の要因の一つに、発達障害があると思います。
本人は自分の病状を理解しにくいようですし、私の方は病気についての本を読んでも、理解力の低さなのか、本に書かれていることを実践しにくいようです。つまり私は、命の危機にある家族を十分にサポートできていないと思います。
もっと気の毒なのは、私の兄弟です。
比較的、発達障害の程度が(おそらく)軽めで友人や恋人に恵まれている兄弟は、「命の危機にある家族」と「うつを患う私」の両方のケアに心を配っているのです。
私にできることとして、なるべく迷惑をかけないように「心配ごとをその場で伝えて、その場で解決する」ことを覚えましたが、やはり負担になっているのかなぁと思います。(私が黙って抱え込むと兄弟が「青子は大丈夫かな・・・」と不安になってしまうからです。)
今のところ住居があって、電気もガスも水道も通っていますし、三食食べていますし冷暖房もありますし、ときどき洋服を買ったりもしますけど生きるのが辛いと感じます。
家族全員、発達障害です。(診断を受けたのは私のみですが、ほぼ間違いなく全員該当します。)
どうしてこうなってしまっているのか、本当によくわかりません。
こうしてタイトルを振り返ると「生きるか死ぬか」の二択しかないのですね。看病というか、サポートについて生きる道か死ぬ道へ送るしかないのでしょうかね。
発達障害者は0か100かという思考になりがちで、私も今、そのような状態に陥っているような気がします。
ところで、家族の病状が良くないにも係らず、私はブログを書いています・・・。
とある母子家庭の話であり、同時に発達障害者の困難を書き残しているつもりですが、一番は私の気持ちや頭の整理のために書いているような気がします。