通勤服を選ぶとき「何を着たら良いかわからない!」と焦ったりすることはありませんか?
あれも試してこれも試して、一体何を着れば良いのかわからなくなってしまうのです。毎日のことなので結構なストレスです。
私の迷走っぷりと、いかに脱出するかを考え抜いて苦し紛れに辿りついた答えについて書いてみます。こちらをご覧になっているということはきっとあなたも迷走仲間ですね・・・?!
私の迷走記録
過去の記事にも書きましたが、私の仕事着はジーンズから始まりました。 それから多少の紆余曲折を経て数年後に転職した頃には、オフィスカジュアルという言葉も服装も、一応は身に着けていました。(そのつもりです。)
転職先では社員数が増えて、いろんな人の私服を見る機会が増えました。そこで、あることに気づきました。同僚も先輩も各々、服の系統というか趣味というのがわりとはっきりあるのですが、私にはそれがない・・・ということです。
そして周囲の人の服装を見て、あんな感じいいな、あんな風に組み合わせたらいいのか、などと観察しているうちにますます迷走していきました。
何を着たら良いのかわからない。何を着たいのかもわからない。ていうか、一体私は服に何を求めているんだ・・・?!
あーでもない、こーでもないと買い物で悩んでストレス、結局買ってもしっくりこなくてストレス・・・平日に限らず休日もこんな感じでした。
ひょっとすると服がどうのこうのよりも「どうしたらいいかわからない!自分がどうしたいのかもわからない!」というのが本当のストレスなのかもです。
唯一わかっていたのは、全身をお洒落にまとめる器用さもエネルギーもお金も持ち合わせてはいない!ということでした。
服の金銭的・心理的負担をラクにする
今は負担を減らすことを一番に考えます。私の楽するルールを紹介いたします。
[1]
・仕事着のセットを3~4セット作り、それを着回す。
・靴(パンプス)は2足まで。
☆ワンポイント: 固定服を作ることで「迷う・悩む」を減らし、ストレスを軽減します。
☆仕事着の固定セットを作ることは数年前に読んだDaigoさんの本を参考にしました。題名を失念しましたので思い出したら追記します・・・!(確か片付けの本だったかなと思うのですが・・・)
[2]
・仕事着セットのパンツ(スカート)は完全に仕事用にする。
・お気に入りのトップスは休日も着る。
☆ワンポイント: 仕事着のパンツを休日に履くことはないのですが、トップスは着ることがあります。全ての服を仕事着と休日用と着分けるのは金銭的に厳しいですし、気に入っているのならどんどん着ようと思ったのでトップスについては仕事と休日を併用しています。
[3]
仕事着セットの作り方: オフィスカジュアルに関する記事で、私の配色サンプルなどを載せています。「オフィスカジュアルってなに?*会社員1年生はジーンズを履いた」をご参考にしていただければと思います。すご~く地味ですが、配色をご自身のお好みに変えていただければ良いかなと思います。
買い物のポイント
◎デザインと価格の両方が素敵で納得のいくものこそが本当に良いもの
◎普段着もおしゃれ着も私が楽しく着られるものを選ぶ
[良いものとは]
最近は「高くても質の良いもの長く着る」という説を聞きますが、普段から洗濯する服ってそんなに長く着られるのでしょうか?
長くといってもたかが知れていると思うのです。毎回丁寧におしゃれ着洗剤で洗うなど工夫すれば長持ちすると思いますが限度がありますし、バスタオルなどと分けて洗っていたらお金も手間もかかってしまいます。
それから、特に女性は流行りを完全にスルーして同じものを着続けられますか?
唯一良いと思ったのはグリーンレーベルのウォッシャブルのニットです。約8,000円という私には思い切った買い物でしたが、洗いながら3年くらい着ていますがまだきれいです。優秀なウォッシャブルでなければ、気軽に洗濯できないですしクタクタになっていると思います。
そもそも服を1着のみで済むはずはなくて、高くて質の良い服を何着か持つ必要がありますが、お財布の事情でそんなことは到底無理なんです。
そういうワケですから、「高くても質の良いものを長く」 説は、洗濯して着る服に適用することは難しいという結論に至りました。私の場合です。
1つ、流行り廃りのないデザインのコートとかなら理解できますが。
[楽しく着られる、とは]
お洒落な服、良い服は挙げたらキリないです。
お洒落で高価なものは、「高いな~でもすごくキレイな形だな~」「これ着たらお洒落かな~」などと、いろいろ理由をつけて買おうとします。
そして買った結果、高いから気軽に着れなくて「特別な時に着よう」となるのですが、特別な時など滅多にあるわけもなく・・・高いわりに着る回数が少なくなります。
そうしていつの間にかタンスの肥やしになっていることに気付きます。せっかく買っても全然楽しく着られていないのです・・・!
この経験には個人差があることと思います。お気に入りの高価なものもバンバン着られるのなら限度を設けて買うのはアリです。(潔くて羨ましいです)
ただ、多くの人は私と同じように「モッタイナイ」精神が働いてしまって、背伸びして買った服がタンスの肥やしになっているのではないかと思います。こうした経験から、今は気軽に楽しく着れる服こそ、持つべきだなと思うようになりました。
◎デザインと価格の両方が素敵で納得のいくものこそが本当に良いもの
◎普段着もおしゃれ着も私が楽しく着られるものを選ぶ
大事なので2回書きました。
選ぶポイント
◎買う色を決める
◎着ていて違和感のないものにする
[色を決める]
服のコーディネートの配色は3~多くて4色位がまとまりがあってお洒落に見えます。
そうなると持つ色、合わせる色は自然と決まってくるものだと思います。
同じようなのばかり持っているというのは、限度がありますが、別に悪いことではなくて自分のスタイルでもあるし合わせやすくて良いと思います。
私の場合は基本的に黒、白、グレー、ベージュ、ネイビー系(デニム含む)が多いです。それにイレギュラー的にカーキ、花柄、黄色を着たりしますが、着る服の組み合わせとしては3色位になります。
[違和感のないものを選ぶ]
あまりにも迷走した挙句、2万円位かけてパーソナルカラー診断というものを受けたことがあります。
色は淡いパステルカラー、服装はふんわりスカートなど可愛らしいザ・女子というスタイルをおすすめされました。
その時は、私も可愛い服着ていいのか~という気になって、パステルカラーを取り入れてみたのですが、どうも慣れない。しっくりこない。違和感しかないのです。
以前より違和感のあるキャメルは確かにパーソナルカラーで相性が悪いと判断されました。かといって診断されたピンクだのスカートだのも違和感しかなかったのです。結果的には全く馴染めなかったのでもう着ていません。
今は自分で違和感のないもの、しっくりくるものを着るようにしています。それで良いのだと思います。
↓記事内で紹介したオフィスカジュアルの話はこちらです↓