今、正社員で会社を辞めることを考えていますか?
または、今、アルバイトや派遣社員で正社員への転職を考えていますか?
あるいは仕事をお休みしている方もいますよね。
どなたも働き方、雇用形態について考えることがあろうかと思います。
私がこれを書いているときは正社員で働いています。ですが、本当に辞めたくてとても悩んでいます。今は辞める方向へ気持ちが傾いていますが決めきれません。
そんな私が1つ言えることは、二十代前半~後半までの雇用に関しては、正社員にしがみついて良かったということです。
なぜしがみついたと思いますか?それをお話する前に、正社員のメリットについて考えてみたいと思います。
1.雇用の安定を得られる
2.社会的な信用を得られる
3.昇進、昇給の可能性がある
以上の3つのメリットが重要かなと思っています。1つずつ確認していきます。
<雇用の安定>
正社員は簡単には解雇にできない、ということは知られています。派遣社員は雇用の調整弁だと言われることがあります。経営状態の懸念があるとき、まっさきに調整される=切られるのが派遣社員です。それから企業と直接雇用の契約社員であっても、契約を延長されなかったり、といったリスクがあります。まずこの2つ雇用形態の人材が整理されるので、正社員は最後の手段です。
このご時世はリストラもありますので100%安全とは言い難いですが、一番安定していると言えます。
<社会的な信用>
クレジットカードを作る、賃貸を借りる、お金を借りるといったことで必要となります。
<昇進、昇給>
女性の事務職にはあまり縁がないかもしれませんが、それでもパートやアルバイトよりも可能性はあるのではと思っています。実際に女性の多い職場では管理職になっている人が多くいますから、自分が望めば機会はあるのかなという印象です。
正社員に関してデメリット と強調するほどのモノが思い浮かびません。当然、責任を負うことや、自由がないとい等の窮屈感がありますが、それをデメリットというほどのものか疑問です。とりあえず、デメリットということにしておきましょう。
さて、3つのメリットの話に戻ります。安定、信用、昇給です。
これらの理由のうち当時、最も重要視していたのは「信用」です。我が家の構成は、正社員は私のみで、あとは学生と契約社員とフリーターでした。
会社が合わず何度も辞めようと思いましたが、正社員へ再就職できなければ我が家の雇用は不安定な状態となります。私自身というより、家庭全体でみたとき、我が家の社会的な信用度がとても低くなってしまうのです。
それの何が問題なのって思いますよね。ただの不安症とも見れます。
正社員へしがみつく決意をした翌年、とある事情により大きな借金をする必要が出てきました。我が家にとって大事なことです。どうしてもお金を借りて実行しなければならなかったのです。
そのとき「正社員」で継続して働いていたことがプラスに働きました。
借入の審査には勤労状況もチェックされます。審査が通った理由が、「正社員で数年の勤務実績がある」というだけではないのはもちろんですが、プラスであることは間違いないハズです。
私のような例は珍しいケースでしょうから、むやみに不安を煽るつもりもありません。ただ、社会的な信用度という観点は頭の片隅に置いておかれた方が良いと思います。
現在も大金を返済中です。そんな中ですが、仕事が合わず会社員から離れたいと本気で思っています。まだ踏ん切りはついていませんが。
生きていくって大変ですよね。