水商売で働くことを検討しているけどコミュニケーションに自信がないよ!という方に私が仕事内容や接客のポイントをお話できたらいいなと思っています。
今回はスナックで働き始めた理由や面接がどんな感じだったのかをシェアします。
目次:
女性の副業といえば、水商売だと思うのは経験者だからでしょうか?給料も良く、シフト自由というのは副業にもってこいだと思いました。
きっかけ
実家住まいではありましたが、諸々の事情により家計に余裕はなく、手持ちの現金が不足する恐れがありました。やむなく副業を探すことになり、当時付き合っていた人に「え?何?キャバクラでもやるの?」的なことを言われたのがきっかけした。
「その手があるか」
それまでは居酒屋などの求人を見ていたのですが、その一言でスイッチが入りました。
最近は水商売のみで生活している人よりも、学生のアルバイトやダブルワークで働く人が多く、ずいぶん敷居が低くなっています。
そんな時代だから、コミュ障&人見知りの私が誤って夜の世界へ飛び込んでしまったのです・・・。
水商売に魅力を感じたポイント
基本的に副業・初心者歓迎、シフト自由と書かれています。急加速で水商売の魅力に吸い込まれていきました。
「ノルマ・罰金なし」と書かれた求人を度々見かけたのですが、このときは罰金が何であるか知らずピンとこないためスルーしていました。
私のような方がいるかもしれませんので、あえて書きますが夜の世界は特殊です。
当日欠勤や遅刻した分のお給料が出ないのは当然ですが、加えて罰金を課すのです。当欠は1万円と決まっていれば、当欠した場合に1万円が給料から天引きされます。
さて、最終的に入店したのはキャバクラではなく会員制スナック(場末のスナック)でした。求人で確認したのは以下のポイントです。
・ノルマなし
・服装自由
・シフト自由
・副業歓迎
・ダブルワークの子が在籍している
・きゃぴきゃぴ感が少なそう(比較的カジュアルそう)
・通勤、帰宅しやすい
このような観点でお店を選びました。
面接
最終的に2件応募・面接へ行き、そのうち1件で採用してもらいました。
不採用になった方の面接ではコミュ障ぶりを余すことなく発揮していたな、と振り返って思います。
1件目(=不採用)
都内某所、会員制スナックです。
細かいことは覚えていないのですが、初めてそういう世界に飛び込んだので不安と緊張がありました。今振り返れば面接の会話は、どんなふうにコミュニケーションを取るのかを見ているのだと理解できます。
ですがその時は、聞かれたことに正直に答えて会話を止めてしまったんです。
面接の流れとしては普段の仕事や水商売経験の有無などを聞かれてから、私の趣味など雑談のような話へ進みました。
「何か趣味はあるんですか?」ママはニコニコ。
「えっと・・・特にないです・・・」真面目にこの回答をしました。
「・・・そうですか。忙しいとなかなか時間取れないですよね」ママはニコニコとフォロー。
「そうですね」私はなぜか苦笑い。
「・・・」奇妙な間(マ)。
このような気の利かない会話をお客さんの前でやってしまうのは良くない、判断されたのだろうと思います。今思えば、もうちょっとやりようがありました。
ただ、1つ言い訳するとすれば・・・
ここのママとは合わない、と直感的に感じ取っていたこともまた事実です。興味や共感、愛着というのでしょうか、そういう感情が湧かない相手に対して「頑張れない」という私の良くない点が露呈しました。
無理して勤めても仕方ないですから、これは結果的に良かったことだとは思いますが。
2件目(=採用)
同じく会員制スナックでしたがママの雰囲気がだいぶ違いました。
なんというかサバサバ系です。ママ曰く、素人っぽい方が受けがいいし、そんな色気を売るような雰囲気じゃないから普通に楽しくお酒飲めればいいとのことでした。
お酒も飲めないなら無理して飲む必要ないしマイペースにやって、という感じです。「へぇ~」という感じで驚きました。
一通り説明を聞いて「じゃぁ明日から来れる?」「あ、はい。お願いします」という具合に何の障害もなくトントンと採用に至ったワケです。それから約2年ですね。びっくりです。
[勤務のルール ]
*服装はスカートならなんでもOK、なるべく明るめの色
(暗めの色ならアクセサリーで明るくすること)
*ヒールは必須(ブーツNG)
*メイクは薄くてもOK、ラメをつけてみると良い
*雰囲気として素人で普通の女の子の方が受けがいい(お店の雰囲気によります)
*同伴あり、アフターなし(同伴の料金は全部女の子がもらえる=珍しいかも)
同伴料金:2,000~3,000円
*ノルマなし
* スタート時給:1,700円(しばらくして2,000円になりました)
*当欠の罰金アリ:金額忘れましたが5,000円位だったと思います。
パンプスは5cmのもしか持ってなかったため、気合を入れて7cmのヒールを用意しました。服装に自信がないので、せめてヒールくらいは・・・という思いがありました。
お店によって求める女の子像にだいぶ違いがあるようです。水商売に女性性を強く求めるママもいれば、私が勤務したお店のように楽しくお酒を飲めばいいというところも少なからずあります。
求人広告から全てはわかりませんが、ママやお店の写真、募集要項からある程度雰囲気の察しがつく場合もあります。
そういった点は注意深く見てみて、自分に合う傾向のお店を選ぶと良いかと思います。