ーーどんな先生が良い先生なだろう?
メンタルが病んでいる人の戯言です。個人の感想です。
目次:
今の主治医
私が通うクリニックには毎日たくさんの患者が来院して、ひっきりなしに診察室へ入って行きます。
今のクリニックを初めて訪れたのは高校生の頃でした。
学校生活に支障をきたしている中で、このクリニックの名前を教えてもらいました。
現在に至るまで、一人暮らしをしていた時期を除いて、高校生の頃から同じクリニックにお世話になっています。
今思えば、それはラッキーとも言えるし、アンラッキーとも言えます。
他に先生を知らないし新たに探す勇気もなくて通い続けた結果、今は良い先生に診てもらえて良かったと思っています。
一方で、発達障害とわかるまで十数年という時間を要していますから、ほかの医師の診察を受けていればもっと早くなんとかなったかもしれません。
私の主治医はメディアに出ない
どんな先生が良い先生なんだろうって考えることがあります。
私の主治医と対照的と言えるのが執筆活動やメディアで活躍する先生方です。
一部の先生がそうするように、何冊も本も書けるだろうし、メディアで多くを語ることもできると思うのですが主治医はそうはなさらないようです。
良い先生の条件はわかりませんが、主治医について一つ言えるのは、いつも患者さんを見て(診て)いるということです。
うつや発達障害について情報を求めているとき、現在刊行されている本はとても役に立ちました。ですから本を必要としている患者さんがいることは確かと思います。
私が対比として挙げているのは、メインのお仕事がメディアや執筆活動である先生方です。
先生方がいったい何を見ておられるか・・・
きっと私が診察室の椅子に腰を掛けても、私を見てくださることはないんだろうなぁと思っています。
だって、諸々の大人の事情とか、自分のカメラ映りとか、目を向けるところがたくさんありそうだから。
なんでこの人はこんなにオシャレしてメディアに登場しているんだろう?
中身はたいしたことない話だけど医師が話すとそれっぽく聞こえるな。
なんでこの先生はひたすら患者さんを診ているのだろう?
なんでこの先生は本を書いたりしていなんだろう?
メディアに登場する先生は忙しそうだけれどいつ診察しているのだろう?
そんなことをぼんやり思い浮かべるのですが、私は答えを知りません。
自分自身のことだけど、病気やけがについては見ず知らずの他人に全てを預けなければならないので先生を信用するしかないのですよね。
信用した先生が良い先生であることを願うばかり。
ネットの口コミは「頭の片隅の片隅に入れておいても良い」くらいの参考程度(仮)です。
一人暮らし時代の主治医
話が前後しますが一人暮らしをしていた頃に通ったクリニックのことを思い出しました。すごく変な感じの先生でした。
当時確認したホームページではプロフィール写真が旅先で撮られていて、ずいぶんカッコつけているなと思いました。
名前とか、仕事だったかな。なぞに褒めたり持ち上げたりされたので、今思い出すとちょっと気持ち悪かったです。
でも、その先生は別にメディアや執筆活動をしていませんでした。
特別なコネなどを持っていない私にとって、良い先生に巡り合えるかどうかは運次第なんでしょうかね。